オトトイの地下室 行ってきました 鹿の解体 見られませんでした
2015/2/8(Sun) @ 新宿Loft
行ってきました。
オトトイの地下室。
水曜日のカンパネラ、自主企画「オトトイの地下室」第2弾を開催決定 (2014/12/12) | 邦楽 ニュース | RO69(アールオーロック) - ロッキング・オンの音楽情報サイト
雨が降る中、新宿Loftの入っているタテハナビル1Fで待つ来場者達。
歴史を感じるビルの1階、歌舞伎町のドブ臭さが鼻に伝わる半屋外の1階。
一人参加の人は携帯いじったり、周りを眺めたり。
友達同士で来ている人は、コショコショお話。
高校受験の待ち教室内の雰囲気のような、なんとも言えない緊張感。
それに加え、
外寒いから早く入れてくれ〜OPEN15時までもうすぐだ〜という高揚感。
皆がそわそわしているのが伝わってくる。。。
そんなこんな、周りをぼーっと観察していたら、整理番号順に入場が開始。
ライブでいつも思いますが、入場開始で最初に呼ばれる人達の背中に向けられる羨望・嫉妬みたいな空気感て、すごいですよね。
あの感じ、毎回興奮します。(変態)
私は整理番号37番。
入り口の傘立てにアンブレーラをぶちこんで、受付。
そしたらですね、受付のお姉さんがチケットもぎりながら、「お目当ては?」と聞いてきまして。
何?これ?ねるとん?
とか思いましたが、意味を察し、
「すっ…水曜日のカンパネラ…」と、挙動不審に回答。
(お陰で、ドリンク交換の缶バッチをどっかになくしました)
新宿Loftって、最初名前を聞いた時は、あの雑貨の「ロフト」の一角にあるライブステージかなんかと思っていたので、中に入ってみてびっくり。
秘密基地みたいなんです。
※新宿Loftのフロアガイド
| ROCKIN' COMMUNICATION 新宿LOFT | FLOOR GUIDE |
ライブ有るわ、活弁あるわ、鹿の解体あるわ、1日そこに住んでる人いるわ、
そんなカオスイベントをやるには最適の場所だなと思いました。
ライブステージの垂れ幕にはプロジェクターから映写された「オトトイの地下室」の文字。
その垂れ幕がクルクル上に巻かれると、水曜日のカンパネラのコムアイちゃん登場!!!
そしたら、オーディエンスから「美味しそう〜」とか意味分かんない掛け声がwww
しかも結構しつこいwwww
コムアイさん、かったるい絡みは相手にせず(笑)、
「最初の曲ですがオリジナルじゃなくてカバーから〜」と言いながら、
カンフーレディ。
カバーなんですね。知らなかった。
それから、デーメーテール!!!
この曲、好きなんで興奮したけれど、
なんか両脇に、全身に鏡の破片を付けた2人組がクルクルしてるし!!!!笑
それ、乞食ガールズ "http://kojiki.omegumi.com/"のお二人なんですけどね。
オトトイの地下室では、「非存在」という演目(?)でステージに居たのですが、
これが・・・・
乞食ガールズの身体の鏡にオーディエンスが映る
↓
オーディエンス、それを見て、あれ?何も居ないや。となる
↓
「非存在」
ということらしいですwwww
曲が終わってそそくさと、ステージ脇にはける乞食ガールズ。
シュールだったー。
そんな、まさかの角度からの衝撃波にやられつつも、
続いて、お七、千利休に桃太郎!!!!
マリー・アントワネットは、イントロでアルフォートを両手で持ちながら
ハムスターみたいにもぐもぐニコニコなコムアイ。かわいい。
でも、歌始まったらその包み紙を観客にぶん投げる始末wwww
そして恒例のお菓子シャワー!!!!
アルフォートが投げ込まれる客席。
そして、「おいらにも〜」と手を上に挙げるお客。
その光景、怖かった・・・・笑
ミツコは、途中でコムアイさんが咳き込んでしまい、歌中断。
パソコンいじって、咳き込んだ地点を探すコムアイさん。
他のライブだとこういう場面って、しらけると思うのですが、
コムアイさんがすごいのは、そういう空気にしない。
何かあっても「これも演出」くらいのどっしり感がすごい。
咳き込んだ地点から歌い直して、最後はドラキュラ。
血ぃ吸うたろか〜をみんなで練習してから、曲に入り、
最後の方のサビでは、新宿Loftのスタッフさんをステージ脇からコムアイちゃんが引きずり出して、歌わせるという・・・www
スタッフさん、歌詞間違えて、音程もなんだか違って、面白かった!!!笑
大盛りあがりで、水曜日のカンパネラのステージが終わり!
続いて、山田広野さんのステージ。
水曜日のカンパネラ ドラキュラのMV監督です。
7分間のセリフ無しショートムービーに、山田さんが活弁でセリフ・効果音を加える。
おもしろいスタイルだな〜と思って、1本目のムービーを観た。
でも、2本目、3本目と・・・・
ギリ18禁コメディが続くwwwww
すごかったですよ!
本番風な本番シーン、ゲイ有り、前立腺刺激すると男はフィニッシュだの、
すごかった!!!!!
こういう内容に抵抗は無いので、すごく笑ってしまいました。
テレビだったら絶対観られない。
活弁というナマモノだから、楽しめるコメディ。
かなり好きでした。
それから、Omodakaさんのステージ。
舞台に2台のテレビ、真ん中には巫女姿の女性?男性?。
しかもその巫女は、ボブヘアーのかつらに、笑みか怒りか分からぬ表情の白面を被っていて・・・。
Omodaka - Kokiriko Bushi @ 音泉温楽 2012 渋温泉 - YouTube
やばい、これ怖いタイプの音楽だ。と思いました、正直。
でも、いざ始まったら、すごい。
視覚を刺激しまくるグラフィックと、テレビ画面の中から歌うアンドロイドのような着物女性、PSPとかDS等のゲーム機を使ってその場で出される音、タッチパネル式シンセサイザー。
それらが複合して、映像と音と技術と、もう色んな感覚を刺激され、感動でした。
暗い中、コムアイちゃんがステージ裏に行くために私の真ん前を通りましたが、それに驚く余裕すらなかった。
身体が動かなかった。
じーっと立って見入ってしまった。
会場もそんな雰囲気。
Omodakaさんの事を知っている人は曲に乗って身体を動かしているようだったけど、それ以外の人は見入ってた。
決して「つまらない」のではなく、「すごすぎて」動けなかった。
そんなステージ。
それを表すかのように、最後はすごい音の拍手に包まれました。
上にYoutube動画載せましたが、リアルはもっとすごい。
一度でいいから、生で見ていただきたい、そう思います。
Omodakaさんのステージが終わったところで時間を確認すると17:55。
鹿の解体はこれから、周りは解体前なのに鹿肉カレーみたいなの食べててめっちゃいい匂いする、腹立たしいどうしよう、まだ居たい、そんな気持ちでしたが、
℃-uteの矢島舞美ちゃん・中島早貴ちゃん・萩原舞ちゃんの生誕祭があるため、泣く泣く退場・・・・。
可愛い女の子の為なら、えんやこら。
会場内、先程も書いたように秘密基地のようなので、出口が分からず、3分程うろちょろしながらも、新宿Loftから、次の会場、山野ホールへ移動しました・・・・。
水曜日のカンパネラ・山田広野さん・Omodakaさんのステージ、この3つが観られただけで、十分ということにしましょう。
「疲れるから年1しかやらないよ〜」とコムアイさんが申しておりましたので、来年、楽しみにしています。
また行こーっと。
世の中の「知らない」ヒトカケラが「知っている」に変わる瞬間、とても気持ちがいい。
知ることって、知っているを増やすことって、とても楽しい。
そんな事も改めて思わせてもらいました。
オトトイの地下室に関わったすべての皆様、楽しいイベントをありがとうございました。