これから「労働」に関わる全ての方々に捧げます
ブラック企業。流行ってますね。
できればそんな会社には入りたくない。
けれど、入ってみないと分からない。
それが現実です。
黒くなさそうなフリして、中身は真っ黒な会社は沢山あります。
私は大手企業に勤めていました。
自分が生まれる前からあったような大手です。
まさにそこが、見た目は白くて、中身が黒い会社でした。
入社するまでは「この会社で良かった。大手に内定もらえてよかった〜。」
そんな気持ちでいっぱい。希望いっぱい。
けれど、入社してみたら、まぁ〜大変♡
残業1日約6時間、酷い時は8〜9時間。
不況の煽りで社内は合理化。しかし、仕事の量は減らず。
バブル世代の人に言わせればこうなのでしょう。
「俺たちの頃はもっと働いていた。会社にも泊まった。」
実際言われましたし。。。
そして、怖い怖い、
”残業代は請求してはいけない、という暗黙の了解”
これがまかり通っていました。
It's JAPANESE TRADITIONAL STYLE !!!!!!
って感じがしますよね(笑)
「会社に心臓を捧げよ!」みたいな。
あ、進撃の巨人(笑)
でも、従業員は調査兵団みたいなもんでした。
「残業続き、寝不足、承知だ!けれど、体調は崩すな!それが社会人の常識だ!」と。
私は、そんな兵長のご期待に添えず、見事に体調を壊しました♡
心も身体もボロボロです。
気がついたら涙が出てくる。
これまで経験したことの無かった「過呼吸」が起きる。
踏切や崖を見て、死のうと思った日もあります。
そんな私が今でも後悔していること。
「自分が何時に出社して、何時に退社したのか。何かあったのか。毎日メモしておけばよかった。」
それがあれば万が一体調を崩した時に、重大な証拠になるんです。
労働相談のプロも仰ってました。「メモは必ず残すべきだった」と。
会社のタイムカードじゃなくてもいいんです。
メモが証拠になり、メモが自分を守ります。
しかも最近はタイムカードではなく、勤務時間をネット上に自己申告する形式が多い。
つまり、たとえ残業で疲れている23時に、パソコン上からその日の出社・退社記録を入力しても、定時を退社時間に入力し、処理してしまえば、それでスルッと勤務実績が通りますから。恐ろしいシステムです。
そんな、体調を崩した私から、どうかお願いです。
①入社1日目から必ず、何時に出社し、何時に退社したか、毎日手帳に記入すること。
※研修期間も漏れ無く。
②会社の人間から言われて、されて嫌だった事は、その日・時間も併せて、内容を必ずメモをする。
軽い日記みたいなものですから、めんどくさいかもしれません。
でも、絶対やって下さい。癖にして下さい。
ちなみに、
7日前の夕食、何を食べたか覚えていますか?
ぱっと思い出せる人はおそらく少ないでしょう。
それくらい記憶は脆いんです。メモが必要なんです。
私は、メモを残していなかったため、何も闘う術は無く、泣き寝入りに終わりました。
体調不良の原因は「長時間労働」と医師から言われたにも関わらず、です。
後悔したところで、もう遅い。
これから「楽しく働こう!」と希望いっぱいの皆さんが、どうか苦しい思いをしませんよう。
毎日メモをして下さい。どうかお願いします。
人生は一度きり。
会社・仕事のしがらみのせいで、貴重な人生に辛い経験を残さぬよう、被害者からのお願いです。